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東京の茶道具買取で不用品を手軽に整理しよう

東京の茶道具買取で不用品を手軽に整理しよう01

茶道具とは茶道に使う道具類を指す言葉です。学校や公民館、イベントなどで茶道を体験したことがある方もいるのではないでしょうか。また東京では茶道教室や茶道サークルもたくさんあるため、茶道のたしなみがある人は多いでしょう。

茶道具買取の対象となるのは茶碗や茶釜、茶入れ、棗(なつめ)などです。茶碗や茶釜はイメージしやすいでしょう。棗とは抹茶を入れる漆塗りの容器です。本来はシンプルな漆塗りのものでしたが、抹茶を入れる茶入と同時に使われるようになり、豪華な蒔絵のものが増えました。また煎茶道具も見かけることが多いアイテムです。煎茶道具と聞いてピンとこない人もいるかもしれません。茶道具はその名前からもわかるように茶道に使う道具で抹茶を用います。

一方で煎茶道具は煎茶道に使うものです。煎茶道では煎茶や玉露を用います。東京よりも、旅先の旅館で見かけたことがあるかもしれません。急須や湯冷まし、茶碗などがセットになっているものが煎茶道具です。ただし、これは東京と地方、さらに流派によって呼び名が違うこともあります。これらの茶道具は一見すると日用品とも間違いがちです。しかし、そのなかには美術品として高い価値を持っているものもあります。そういったものは茶道具買取している業者の間で、高値で取引されるでしょう。

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日本における茶道の歴史は鎌倉時代までさかのぼります。茶の元祖である中国から伝来した茶器がもてはやされ、権力者はこぞってこれを求めました。また日本においても豊臣秀吉から樂の印を授かった樂家のような茶碗師が生まれています。樂 吉左衞門の茶碗などは東京に限らず多くの引き合いがあるため高値が期待できるでしょう。また人間国宝である角谷一圭の湯釜も茶道具買取をおこなう業者の間で、高値で取引されています。

茶道具に共箱や銘、書付などが残っている場合は必ず一緒に茶道具買取業者の査定に出しましょう。もちろん茶道具買取するときの基準は作家だけではありません。例えば茶道具がきれいな状態で傷や色褪せがないかどうかも査定の基準になります。できるだけきれいに掃除してから査定に出すのが理想的ですが、誤った手入れをしてしまうと価値を損なうこともあります。不安な場合は、軽くぬぐう程度のお手入れをしておきましょう。また複数でセットになっている茶道具は必ずまとめて査定に出します。留めていた紐などもまとめて置くことで査定にプラスが付くことがあります。

茶道具の需要は東京や日本に留まらず世界にも広がりを見せています。特に日本の文化に興味を持った観光客や富裕層が高値で茶道具を購入するケースが良くあります。コーヒーや紅茶と同じ感覚で抹茶や煎茶を愉しむ文化が世界的に広がりつつあることも要因でしょう。そのため、どこにでもあるように感じられる茶道具であっても海外では高い価格で取引されるケースもあります。茶道具や煎茶道具が時価から出てきたが価値がわからないという場合は、一度茶道具買取の査定で鑑定してもらうようにおすすめします。

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