買取を依頼する場合、査定額に影響するのはどのような点なのか気になるのではないでしょうか。アンティークは、知識がないと買取りの基準や品物の価値がわからないものです。そのため、骨董品を売却する際は、底値での買取とならないように慎重に買取店を選びたいところ。そこで、ここでは骨董品の鑑定結果に影響するポイントや高価買取のコツについて解説していきます。
骨董品とは、美術的価値や希少価値がある品物のことで、古美術品や古道具などの総称です。海外ではアンティークと呼ばれることもありますが、骨董品とそれ以外の古いものとの境界は明確に定められていません。歴史のあるもの、貴重なもの、需要が高いものなどは骨董品として売却できる可能性があるため、価値がわからなくても鑑定や買取の依頼をしてみるとよいでしょう。骨董品の査定では、主に4つのポイントを重視しています。
1つ目は骨董品の価値です。どんなに古いものでも、作者や作品によっては価値が大きく異なります。有名な作者が手掛けた作品や、希少価値の高い作品であれば高値で売ることができるでしょう。しかし、価値が低くても買取可能な場合もあります。そのようなケースでは価値以外の評価ポイントをクリアしているかどうかで買取り額を決定するのです。
2つ目のポイントは骨董品の状態。有名な作品であったとしても、保存状態が悪くて破損していたり、劣化が見られたりする場合は金額が下がります。また、本来付属しているはずのものが欠けていると査定に響く可能性が高いです。箱や説明書、証明書などがある場合は、必ずセットで査定してもらいましょう。
3つ目のポイントは買取相場です。骨董品のジャンルや作品の種類によって買取相場が異なります。だいたいいくらくらいで買い取られている品物なのかを見て、査定士や鑑定士が買取り金額を決定するため、現在の市場価格はとても大切なポイントなのです。
4つ目のポイントは需要の有無です。特に古道具にいえることですが、購入者がいるか、再利用が可能かという点も査定されます。需要がないものは買い取っても売れないため、ノーブランドの品物では需要の有無を考慮して査定額を決定するのです。
このようなポイントから買取が可能かどうか、鑑定後の金額はいくらか、といったことが判断されますので、査定前にご自身でも確認しておくとよいでしょう。
買取において、高価買取を希望するなら査定ポイントをクリアするのが最重要だと考えられます。骨董品は現在の状態からよくなることはなく、徐々に劣化していくものです。そのため、売りたいと考えた時がベストな売り時とされています。付属品を含めて、買取り業者に見てもらいたいものの状態をキープし、破損したり汚れがついたりしないように細心の注意を払いましょう。
また、査定前の持ち運びが不安でしたら、出張買取がおすすめです。国立堂では関東を中心としたエリアで出張買取が可能ですので、ぜひご利用ください。
二代目店主の渡部です。国立堂は昭和44年に父親が開業、多くのお客様にご支援いただき創業50余年になります。
これからも皆さまに喜んで頂ける様、真面目に商売に励んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社 国立堂
代表取締役 渡部栄一郎